杉板型枠コンクリート打ち放し補修工事

コンクリート打設の際に起きる型枠の中での締め固め不足や、
セメントと砂利の分離、型枠下端からのセメントペーストの漏れにより空隙ができるなど強度が下がり、脆くなっている場合もあり必ず補修の必要性があります。
コンクリートの補修なかでも、杉板型枠コンクリート打ち放しの補修は、特殊な補修技術を要します。
コンクリートの地肌を見ながら、現場に合った特徴的な色を数色調合し、筆など絵画の道具で絵を描くように、杉の木目を描いていきます。
下地のモルタル工程で、杉の木目の凹凸を造形し、
色付け(エイジング塗装)工程では、調合した色の濃い目・薄めで明暗を強調して描いていきます。
【 杉板型枠コンクリート打ち放しの補修方法】
型枠を外したのち穴の開いた部分はモルタルを充填して平らに直します。
そののち左官で杉板張りを貼った状態にモルタル補修します。
そこから、板一枚ずつ細かい筆を使って丹念に節や木目を書き込んでいく
まさに気が遠くなりそうな細かい作業なのです。
動画でご覧いただけます!!!!
八幡工業はモルタル造形で培ったデザインセンスと特殊エイジング塗装の技術を併せ持つ数少ない左官屋です。
自然な仕上がりになるよう心を込めて仕上げます。
https://www.yawata-sakan.com/technique/16909
コンクリート打ち放し調 の施工例も参考にしてください。