カルクウォールの内装リフォーム完成。
営業 斎藤です。
先日納めさせていただいた、世田谷区深沢の内装工事の報告です。
閑静な住宅街の中にあるお屋敷、外壁はそのまま。
今回の仕事は内部です。
玄関ホールと廊下、階段室、リビングと脱衣室の天井と壁が塗り施工の依頼か所です。
まずは、古いクロスを剥がします。
ぜ?んぶ剥がします。
クロスを剥がし終えたら、何はなくともまず「養生」。
床や階段の手すりなどを汚さないようにビニールでまきます。
さて、担当した職人、長塚 現場主任に「この現場で苦労した点は?」聞いたところ
『とにかく下地処理が大変だった』という答え。
1、クロスをはがした部分 = 既存ボード
2、新規に貼ったボード
3、木部の露出した造作部分
・・・・これらが大工工事にともなって複雑に構成されているので、
最終的にスイス漆喰を塗る状況を想定し、凸凹にならないように平滑な下地に慣らす必要があります。
これは、一番最初に現場下見に行った際の写真。穴だらけ・・・・ですね。
そして、全てが同じ乾き具合になるように調整するのですが、
これにはパテ処理が重要。
ここからは、バスルーム脱衣室の一連の工程写真で振り返ります。
木部は灰汁(あく)を呼ぶので、アク止めシーラーを3回重ね塗りします。
そののち石膏系のパテで覆い、石膏ボードと同質にします。
パテが乾いたら、ミネラル下地材塗布、さらに天井から漆喰で仕上げていきます。
そして、カルクウォールが塗られ仕上がった状態がこの写真。
階段も見切り板から下、スイス漆喰で仕上げました。 上から。
下からも。きれいになりました!
壁紙剥がし から お渡しまで、仕上げはほぼ一週間。
やっぱり 手作りの「白い壁」はいいな。
というわけで最後は、お掃除。
おとめ左官・田原さんおつかれさまでした。
お客様喜んでくれるとイイね!!!!