研ぎ出し名人とブロックマスター
只今「左官修行中」! 斎藤です。
今日はふたりの名人をご紹介!
左が研ぎ出し名人高橋さん
右が八木沢さん、私はブロックマスターと呼んでます。
どちらもこの道50年になるベテランの左官職人。
おふたりとも大手建設会社の仕事をやってこられて、
その幅広い経験から、八幡のどんな現場でも
オールマイティーに対応しています。
今回は昨年、教会の内外装工事でおせわになった
東海建設さんの新しい現場でタッグを組んでいます。
目黒の戸建て新築、外壁の漆喰仕上げは当社で施工完了。
これから内部浴室の研ぎ出し仕上げと、
外構ブロック工事が残っています。
搬入したコンクリートブロックの山!
これがあと2山。
重量ブロック基本360、コーナー用80本。
今回はブロックをそのまま見せる仕上げ、という注文なので
色の統一感が重要。
というわけで群馬の工場からトラックで現場直送???。
荷受して、現場の邪魔にならないところに積み替えしましたが、
なにせ重量なので、一個が10キロ近くずっしりと重いです。
手伝いの若い人と降ろしましたが、1時間近くかかりました。
軍手もすぐに指の先に穴があき何度も交換、最後は腕もしびれた?。
単純に4トンもの山を動かした!という計算ですからね。
で、これからこのブロックを積んでこの基礎土の上に階段を作っていきます。
ブロックマスター八木さんとは何度もブロックの現場にご一緒させていただいてますが
その手際の良さと積みあげるスピードの速さ、しかも仕上がりの美しさは
八幡工業では一番なんじゃあないかと、いつも感心しています。
このように、墨出しして一段ずつ丁寧に階段を作っていきます。
水平垂直、縦横のくるいなく。
数が数だけに、これからまだ数日はかかると思いますが
出来上がりが楽しみです。
そして、研ぎ出し名人高橋さんが担当するバスルーム。
先週下地が塗り終わり、来週からいよいよ研ぎ出しが始まります!
4面の壁と床、そして浴槽もすべて白モルタル+白砂の研ぎ出し。
ポイント青ガラスのビーズがキラッと光る、
ツルっつるに磨き出された美しい壁。
そんな究極の左官仕事のお風呂に入れるなんてうらやまし??!
この様子はまた追ってご報告しますね。