庭園リフォーム計画③ 石貼り~モルタル造形完成まで
葛飾 K様邸の庭園リフォーム計画ブログの完結編です。
前回は、庭園リフォーム計画② 土おこし~生コン打設までをご紹介しました。
* 完成した ドライガーデンの全貌
今回は、石貼り~モルタル造形完成までを、ガッツリ!! レポートします。
今回、お施主様にお選びいただいたのは輸入石材の 「イエローストーン」
乱貼り用に不定形んい加工済み、厚みは25㎜~30㎜
雨水用の側溝に沿って
ランダムに貼り進めていただきました。
施工担当は、千葉県野田市の新戸タイルさん
ハンマーで細かく
形をあわせて加工しています
真夏の照り付ける太陽の下
やぶ蚊の妨害にも耐えて丁寧なお仕事をしていただきました。
勝手口の踏み台
手作りのオーダーメード!!! 素敵です。
マスの点検口の周りも美しい!
ここは、あとから ガゼボ(モルタル造形)を設置する石貼りの見せ場
直径2メートルサイズの円形デザインで、最初に決めていってもらいました。
目地セメントは 濃灰色
石、貼り終わった ところです。
目地が乾くと 目立たずいい感じになじんでいます。
石の隙間にドリルで穴を開け、アンカー用の鉄筋を打ち込みました。
すごくハッピー!!
なんだかバースデーケーキの蝋燭にも見えます 笑。
左官女子の高橋さんに立ってもらいました~。
サイズ感 伝わりますね!
高橋さんには
ブロック積みにも参加してもらいました。
これは、控えのブロックに入れる鉄筋を縛るための差し筋アンカーを打ち込んでいる様子。
工程が前後しますが、
実はブロック塀の工程は
石貼りの前に行っていました。
上が、ブロックを積んだ様子
*チョークで書いた数字は???
ブロックを積んだのち
チョークでライン出しをして、切断カッターで丸く切ります。
ガイドになる図面に描きこまれたRの形状
このラインに合わせて カットしていくので
・ブロック積む 必要な高さ(*チョークで書いた数字が積む段数でした!!)
・開口の窓を3か所に設ける位置 ・・・を確認します。
ブロックカッターで
内外 両面で切り込みを入れ、きれいなRのラインに成形していきます。
天端をモルタルで補修しました。
正面の既存のブロック塀
高圧洗浄機で水洗い、乾燥後にシーラー塗布
モルタルを塗って
加藤君、
ひび割れ防止のために
グラスファイバーのメッシュを伏せこんでいます。
そのあと、造形用の白いモルタルを塗っていきます。
下塗りが終わったところで
造形チームにバトンタッチ!!
おお~~っと 丹野君
新人ながらいきなり造形に挑戦ですか!!??
本当は、造形主任デザイナー 谷さんがしっかり作ってます(笑)
開口部 はこうして作ります。
ベニヤで型を作って モルタルで塗りこんでいます!
このあと、下塗り・上塗り・造形・塗装と作業は続いていきます。
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ここで、仕上がりを チラッ見せっ~!!!
モルタル造形と
エイジング塗装を施すと
ブロック塀が、こうなります。
この日は、
新人研修 入社したばかりの 20代のフレッシュな
中村君(左)丹野君(右)を現場に案内しました。
近くの公園でトイレ休憩して、
さあ、お仕事です!!!
石貼りを汚さないように、床養生してもらいました。
ブルーシートを張った上から、プラベニヤを重ね貼りです。
養生の後は、雨水溝に玉砂利を敷きこんでいきます。
2階から 見た様子。
完璧な床養生です。
これで、雨が降っても安心です。
今回、一番大きな彫刻作品となる「ガゼボ」
鉄筋にラス網を縫い付け、骨格を作っていきます。
サンドモルタルを塗り付け、ラス網に食い付けています。
台風で折れた巨木の残った 部分が 洞(うろ)となって
今は生き物たちのオアシスとなっているイメージ
完成した造形
さっそく フクロウちゃんの住み家になっています。
木肌と、枝の切断面の年輪もリアルに再現!!
これは、立水栓のデザイン
木のスライダー!?のイメージ
スタイロフォームで水道管を巻き込み
その上にモルタルで造形していきます。
着色した モルタルで造形することで
より木のイメージに近づきます。
エイジング塗装が済みました。
特注の真鍮の小鳥の蛇口レバーが付きました。
上のレバー蛇口から出た水は
木の凹んだ溝を伝って流れ
滝のように下に流れていく・・・という楽しいギミック。
ゴロンと大胆に石積み調の造形!!
一番上には お客様が大切に育てていた ソテツの木を植え替えました。
中段と下段には、土を入れた穴を作っておきました。
ここに、お客様が サボテンと、多肉のプランツたちを植え込んでいます。
工事の前の様子:上から
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完成しました!!
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工事の前の様子:入口方向から
アルミフェンスごしの以前のお庭
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鋳物製アイアン門扉に交換しました。
石積みの造形の壁
ぽっかり空いた 花壇に植栽とグラウンドカバーのグリーン
外側 ヨーロッパの田舎の風景
穴から ロックガーデンがのぞける
ここにも、心憎い演出!!
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今回の庭園リフォーム計画は4回にわたってご紹介していますので
こちらも、あわせてお読みください。
庭園リフォーム計画ブログ① https://www.yawata-sakan.com/blog/25052
庭園リフォーム計画ブログ② https://www.yawata-sakan.com/blog/25528
庭園リフォーム計画ブログ③ https://www.yawata-sakan.com/blog/25530
天然石とモルタル造形でつくる「ドライガーデン」が開園!
https://www.yawata-sakan.com/blog/25780
そして、お庭作りで 悩んだら、八幡工業にご相談ください。
ひとあじも、ふたあじも違う
世界にひとつしかない 素敵なオリジナルガーデンの夢を叶えます。
八幡工業では、造園屋さん、石屋さん、電気屋さん、水道設備屋さん、
エクステリア工事の専門業者さんともタッグを組んで 庭を造っていきます。
最後までお付き合いありがとうございました。
レポートは、現場管理も担当させていただいた 営業:斎藤でした。