江東区新築マンションの「スイス漆喰塗り」
今回ご依頼いただいたのは新築マンションのご入居前のリフォーム工事です。
お客様の要望として、
現在お住いの賃貸マンションでお子様がクロスを剥がしてしまい困ったということです。
次の新居では 爪で引っかけて剥がされないような壁として左官による「塗り壁」をご検討されました。
八幡工業のショールームをご覧いただき、「スイス漆喰塗り」をお選びいただき工事が決まりました。
👇 左官工事が終わった室内の様子
下の写真は、クロスの貼られた壁をタッカーと呼ばれる
ステップラーの工具で ホチキス針を打ち込んで留めている様子です。
真新しいクロス貼りをガシガシ叩くのは ちょっと躊躇しますが、
こうすることで浮き剥がれを防いでくれます。
ステープルの針は、
これから塗っていく仕上げ材「漆喰」に対応して
ステンレス製品の針を打ち込んでいます。
なぜかというと、漆喰はアルカリ成分が高いため鉄を錆びさせてしまうからです。
あとから錆が出てきたら、せっかく仕上げた真っ白い漆喰が台無しなので
仕上げていく際に使用する「鏝」も同様にステンレス製のものを選んでいます。
さて、八幡工業の現場で大事にしていることは【丁寧な養生】です。
例えば、床養生では「プラダン」とよばれるクッション性のある床材を敷き、
その上にブルーシートをくまなく貼っていきます。
工事の際中にものを落としたり、脚立を動かしたりすることで床を傷つけることのないように
このように、二重三重に床を養生していきます。
窓ガラスやドア、家具など汚れたり粉塵が付着することのないように
しっかりビニールやテープでカバーしていきます。
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*新築マンションの場合
施工完了時に、通常はビニールクロスが張られた状態での契約+お引渡しとなります。
*上の写真 : 施工前 「塗り壁の見本」を持参して
「漆喰」のテクスチャーと塗りの模様を、現状のクロスと比較していただきました。
*仕上がった壁
お客様は 工事中に担当する職人が現場で塗ってお見せした模様を確認していただき
どんな模様がお気に入りかを決めていただきます。
八幡工業 では、
お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
職人が直接 塗っている様子をみて お話しする機会をいただくことで
安心と信頼を築いていければと考えています。
仕上がって、数日乾燥させたのをみはからい、カーテンを取り付けに伺いました。
あらためて、お客様と一緒に床や建具に傷や汚れがないかを確認して工事完了となります。
今回は漆喰を塗ることで 、調湿効果によるカビの発生防止
アレルギーやシックハウス抑制にも効果があることもお客様は喜んでいただきました。
家族皆様の快適で健康的な住まいが完成しました。
施工範囲:玄関、リビングダイニング、マルチスペース
壁面合計 : およそ55㎡
施工期間:8日間
マンションの漆喰リフォームのご相談は、八幡工業・ナチュラワイズにおまかせください。
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