漆喰って、大変!!
こんにちは、ヨシです。
今日は、日本の漆喰(しっくい)について
ちょっとお話させて頂きます。
改めて、漆喰の壁って素敵ですよね。
タイトルとは違うんですけど
大変!! なのはのちほど。
↑当社の施工例 (写真3枚)
漆喰に関しては、いろいろと情報があるので
今日は少しだけ主観的なお話と、
本題と、、、
良いところは、なんといっても
“健やかな空間”
で生活できるところではないでしょうか。
他にも防火対策として建築基準法の
不燃材料としても認められていて
強度もあがり、
強アルカリ性で菌やカビを防いだり、
身体に優しい天然素材、
塗る厚さによっても違うと思いますが
多孔質で呼吸する壁となり
空気清浄効果や蓄熱効果により
夏は涼しく 冬は暖かく、
ホルムアルデヒドなどの
化学物質を中和する、などなど。
いろんないいことがある空間になりますね。
↓八幡工業のショールームの壁 素敵ですよね!?
↑ショールームの向かいには、カフェもあります!パスタが人気!(火~金 営業)
八幡工業のショールーム兼事務所も、
内装(内壁)は ”漆喰” の壁のせいか
空気が健やかな気がします。
来てくださったお客様にも
そのように言われたことがあります。
空気中の二酸化炭素と結合し
石灰石が主原料の漆喰が
再度ゆっくりと元の石灰石に戻る
という もともと自然循環型の素材。
よく言われているSDGsと
いった言葉にも合ってますね。
勿論メンテナンスは必要ですが、
100年以上の耐久性がある
とも言われています。
だから、昔から大切なものを保管する蔵や
お城の壁などにも使われているんですね。
天然素材のみの漆喰や、
漆喰調のものあるので
お部屋を漆喰にしたい場合などは
事前に確認した方が良さそうですね。
”本漆喰”ということを謳っている商品も
ありますが厳密に定義されていないのか
職人たちの中では昔ながらの釜で煮て
つくることをイメージしたり
材料成分が100%天然素材であれば
今ではそう呼んでいるなどあるようですね。
そして気になる点としては、
業者に頼むと決して安くはないですし
ひび割れやちょっとした補修でも
その箇所の色味は変わってくるので
そのあたりが気になってしまうと
難しいかもしれませんね。
それでもいろんないいことが長く続き
実際に漆喰の部屋に住んでいる
当社の斎藤アドバイザーに話を聞くと
梅雨の時期なんかは、
洗濯物を室内で干しても臭わなくなったな、
とのことです。
漆喰の蔵の補修も!
↑ ↓状態を厳しい目で状態を確認する社長
↓歴史のある蔵の壁 補修がおわり、見事きれいな漆喰の壁に!
洗濯物のにおいが絶対なくなる
とは言えませんが
カビ菌などの菌は
強アルカリの状態では死滅し
少なからず調湿効果もありますしね。
それだけでも心地よい空間になりますよね。
↑山形県と秋田県に跨る
鳥海山を壁にと依頼されて本漆喰で製作
(設計事務所)
↑当社のデザイナーが製作した漆喰の内壁 (上二枚と同じ)
とここまで、良いところもあり
気になるところもありの
漆喰になりますが、今日の本題の!?
大変!!について
↑練っている時の道具たち
何が大変かというと!
練るのが大変!!なんです!
塗る為には当然塗れる状態に
練らなければなりません。
漆喰が安くない理由の一つに
練るのが大変!
というのがあるかと思ってしまうくらい
大変なんです!!
全てを含めてあの素敵な壁になるんだなと
ちょっとした感動もありつつも、
やっぱり大変なんです(笑)
↑お肌と同じ?で乾燥を防ぐためにビニールを
被せます。気硬性の為空気と触れると固くなっていきます。
勿論 塗る時に既に
塗れる状態の製品もありますけど、
今回は既調合の粉 計60㎏と水で練り、
6缶作りました。
↑翌日の準備完了!
よくラーメン屋さんにある
上の写真の寸胴鍋のような
大きな入れ物にしっくいの粉と水を入れて
混ぜるというシンプルなんですが、
それがきついのなんのって。
でもこれはまだ私が慣れてないせいも
もちろんあると思いますが、
ある職人の方に聞いたら練る材料の中では
一番大変と話してました。
↑今回は山吹色を少々混ぜました
バニラアイスみたいで美味しそう!?
今回作った漆喰は翌日使う為の準備
ということで
現場ですぐに
塗れるようにする為です。
↑八幡工業の”斎藤さんだぞっ!”
写真に写っているのは
一級左官技能士を資格に持つ、
八幡工業の左官アドバイザー
皆さんご存じ! 斎藤さん。
斎藤さんも大変と言いながらも、
電動の攪拌機と大きい寸胴を足で抑えながら
腕で機器をしっかりと固定し攪拌されてました。
さすが!斎藤さんです!
私はというとしっかりと必死に寸胴を
足でまたぐ様に固定し
腕も電動の撹拌機に持ってかれないよう
必死に攪拌してました。
私は、次の日には脚と腕が筋肉痛でして、、、
漆喰は凄い!大変!
なんというかこんなに大変かと!
捏ねる機械にもいろいろな種類があり
↑右の三枚羽根だと抵抗が凄いのなんの!
漆喰専用の撹拌機もあるくらい力を使います!
昔はどうしてたのか、、、機械のない時代は??
他にも方法はあるのか?
など疑問も湧いてきましたが、、、
今回はここまで
今後調べてみたいと思います。
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↑近所で梅の花が咲いてました
さいごに今年度もおわりに近づき
卒業という別れの時期から
そろそろ出会いの時期となり
すこしそわそわしますね。
インドネシアからの研修生、
アミクも
今日が旅立ちの日、
今まで本当にありがとう!
↑社長とツーショット
↑写真を見てニヤニヤ (^^♪
また、日本に来る予定もあるとか。
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春から梅雨になる前にもし漆喰の部屋に興味が
ありましたら是非ご連絡下さい!
ひと部屋からでも勿論ご相談受け賜ってます!
一日で終わるものではないので、
少し長めの期間を想定して頂きながら
その期間は養生される場所もありますので
その他いろいろと確認させて頂きたいと思います。
塗り体験も予約して頂ければ可能ですし、
DIYサポートということで
自身で塗ることをこちらでサポートさせて
頂きながらお部屋(現場)で
一緒に塗ることも可能です。
↑八幡工業の職人がしっかりと養生します!
壁塗りと同じくらい大事なことだと
八幡工業では考えています。
そして勿論、“八幡の職人”に
任せて頂ければ
ご満足頂ける仕上がりになることは
お約束させて頂きます。
そして、その後の健やかな空間と
お客様の生活にいい環境づくりの
お手伝いができれば幸いです。
↑様々な模様や色もご相談ください!たくさんありますよ。
他にはない漆喰の壁になります!
↑古民家の内壁
日本の風土にあった”漆喰”を是非。
梅雨時期に限らず一年中対応してますので
気になったらご連絡下さい。