2024.03.25 漆喰

漆喰って、大変!!

こんにちは、ヨシです。

今日は、日本の漆喰(しっくい)について

ちょっとお話させて頂きます。

改めて、漆喰の壁って素敵ですよね。

タイトルとは違うんですけど

大変!! なのはのちほど。

↑当社の施工例  (写真3枚)

漆喰に関しては、いろいろと情報があるので

今日は少しだけ主観的なお話と、

本題と、、、

良いところは、なんといっても

“健やかな空間”

で生活できるところではないでしょうか。

 

他にも防火対策として建築基準法の

不燃材料としても認められていて

強度もあがり、

強アルカリ性で菌やカビを防いだり、

身体に優しい天然素材、

塗る厚さによっても違うと思いますが

多孔質で呼吸する壁となり

空気清浄効果や蓄熱効果により

夏は涼しく 冬は暖かく、

ホルムアルデヒドなどの

化学物質を中和する、などなど。

いろんないいことがある空間になりますね。

↓八幡工業のショールームの壁 素敵ですよね!?

↑ショールームの向かいには、カフェもあります!パスタが人気!(火~金 営業)

八幡工業のショールーム兼事務所も、

内装(内壁)は ”漆喰” の壁のせいか

空気が健やかな気がします。

来てくださったお客様にも

そのように言われたことがあります。

空気中の二酸化炭素と結合し

石灰石が主原料の漆喰が

再度ゆっくりと元の石灰石に戻る

という もともと自然循環型の素材。

よく言われているSDGsと

いった言葉にも合ってますね。

勿論メンテナンスは必要ですが、

100年以上の耐久性がある

とも言われています。

だから、昔から大切なものを保管する蔵や

お城の壁などにも使われているんですね。

 

天然素材のみの漆喰や、

漆喰調のものあるので

お部屋を漆喰にしたい場合などは

事前に確認した方が良さそうですね。

”本漆喰”ということを謳っている商品も

ありますが厳密に定義されていないのか

職人たちの中では昔ながらの釜で煮て

つくることをイメージしたり

材料成分が100%天然素材であれば

今ではそう呼んでいるなどあるようですね。

 

そして気になる点としては、

業者に頼むと決して安くはないですし

ひび割れやちょっとした補修でも

その箇所の色味は変わってくるので

そのあたりが気になってしまうと

難しいかもしれませんね。

 

それでもいろんないいことが長く続き

実際に漆喰の部屋に住んでいる

当社の斎藤アドバイザーに話を聞くと

梅雨の時期なんかは、

洗濯物を室内で干しても臭わなくなったな、

とのことです。

漆喰の蔵の補修も!
↑ ↓状態を厳しい目で状態を確認する社長

↓歴史のある蔵の壁 補修がおわり、見事きれいな漆喰の壁に!

 

洗濯物のにおいが絶対なくなる

とは言えませんが

カビ菌などの菌は

強アルカリの状態では死滅し

少なからず調湿効果もありますしね。

 

それだけでも心地よい空間になりますよね。

 

↑山形県と秋田県に跨る
鳥海山を壁にと依頼されて本漆喰で製作 
(設計事務所)

↑当社のデザイナーが製作した漆喰の内壁 (上二枚と同じ)

とここまで、良いところもあり

気になるところもありの

漆喰になりますが、今日の本題の!?

大変!!について

↑練っている時の道具たち

何が大変かというと!

練るのが大変!!なんです!

塗る為には当然塗れる状態に

練らなければなりません。

漆喰が安くない理由の一つに

練るのが大変!

というのがあるかと思ってしまうくらい

大変なんです!!

全てを含めてあの素敵な壁になるんだなと

ちょっとした感動もありつつも、

やっぱり大変なんです(笑)

↑お肌と同じ?で乾燥を防ぐためにビニールを
被せます。気硬性の為空気と触れると固くなっていきます。

勿論 塗る時に既に

塗れる状態の製品もありますけど、

今回は既調合の粉 計60㎏と水で練り、

6缶作りました。

↑翌日の準備完了!

よくラーメン屋さんにある

上の写真の寸胴鍋のような

大きな入れ物にしっくいの粉と水を入れて

混ぜるというシンプルなんですが、

それがきついのなんのって。

でもこれはまだ私が慣れてないせいも

もちろんあると思いますが、

ある職人の方に聞いたら練る材料の中では

一番大変と話してました。

 

↑今回は山吹色を少々混ぜました
バニラアイスみたいで美味しそう!?

今回作った漆喰は翌日使う為の準備

ということで

現場ですぐに

塗れるようにする為です。

 

↑八幡工業の”斎藤さんだぞっ!”

写真に写っているのは

一級左官技能士を資格に持つ、

八幡工業の左官アドバイザー

皆さんご存じ! 斎藤さん。

斎藤さんも大変と言いながらも、

電動の攪拌機と大きい寸胴を足で抑えながら

腕で機器をしっかりと固定し攪拌されてました。

さすが!斎藤さんです!

私はというとしっかりと必死に寸胴を

足でまたぐ様に固定し

腕も電動の撹拌機に持ってかれないよう

必死に攪拌してました。

私は、次の日には脚と腕が筋肉痛でして、、、

漆喰は凄い!大変!

なんというかこんなに大変かと!

 

捏ねる機械にもいろいろな種類があり

↑右の三枚羽根だと抵抗が凄いのなんの!

漆喰専用の撹拌機もあるくらい力を使います!

 

昔はどうしてたのか、、、機械のない時代は??

他にも方法はあるのか?

など疑問も湧いてきましたが、、、

今回はここまで

今後調べてみたいと思います。

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↑近所で梅の花が咲いてました

 

さいごに今年度もおわりに近づき

卒業という別れの時期から

そろそろ出会いの時期となり

すこしそわそわしますね。

 

インドネシアからの研修生、

アミクも

今日が旅立ちの日、

今まで本当にありがとう!

↑社長とツーショット

↑写真を見てニヤニヤ  (^^♪

また、日本に来る予定もあるとか。

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春から梅雨になる前にもし漆喰の部屋に興味が

ありましたら是非ご連絡下さい!

ひと部屋からでも勿論ご相談受け賜ってます!

一日で終わるものではないので、

少し長めの期間を想定して頂きながら

その期間は養生される場所もありますので

その他いろいろと確認させて頂きたいと思います。

塗り体験も予約して頂ければ可能ですし、

DIYサポートということで

自身で塗ることをこちらでサポートさせて

頂きながらお部屋(現場)で

一緒に塗ることも可能です。

↑八幡工業の職人がしっかりと養生します!
壁塗りと同じくらい大事なことだと
八幡工業では考えています。

 

そして勿論、“八幡の職人”に

任せて頂ければ

ご満足頂ける仕上がりになることは

お約束させて頂きます。

 

そして、その後の健やかな空間と

お客様の生活にいい環境づくりの

お手伝いができれば幸いです。

 

↑様々な模様や色もご相談ください!たくさんありますよ。
他にはない漆喰の壁になります!

↑古民家の内壁

日本の風土にあった”漆喰”を是非。

梅雨時期に限らず一年中対応してますので

気になったらご連絡下さい。

 

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