アイデアコンテストに参加してみた -前編-
自覚を持ってくれない霜月に、秋はまだかまだかと汗を流していたら、突然冬のように冷えてきました。
鼻を啜る職人も見かけるので、みなさまどうぞご自愛ください。
さて今回は八幡左官にしては一風変わった記事を、私タ口がお送りします。
兵庫県三木市とハンドメイドマーケットプレイスCreemaがコラボしたアイデアコンテストが開催されました。
テーマは、『三木金物を道具として用いて制作した作品』。
三木市といえば三木金物、弊社の職方もお世話になっております。
どれどれ…とサイトを見ていくと、道具は下記5点から選べることがわかりました。
鋸(のこぎり)
小刀(こがたな)
鉋(かんな)
鑿(のみ)
鏝(こて)
……鏝あるじゃーーーん!!!
ハンドメイド界隈へ片足突っ込んだ八幡左官、ちょいと参加してみようかという運びになりました。
応募にあたりまずはスケジュールを確認します。
「(これとその件が何月で、あのお家が何日かかって、出張控えてるけど、うん、よし、なんとかなる。)」
現場へ向かう車内でiPhone片手に応募ボタンを押しました。
第一関門は書類選考。
『どの道具で』『何をつくるか』と、自己PRを提出します。
書類段階では複数の作品応募が可能だったので、
・鏝で
・AとBとCをつくります
とし、
・東京葛飾の左官屋です
と一言添えて提出しました。
数週間後___
「!?」
現場から戻ると鏝が届いていました。
三木金物が届く=これを使って作品をつくりなさい
ということなので……
一次選考通過してしまった……!
さあ大変だ、とある人の元へ報告しにゆきます。
つづきは-後編-で。