ものづくり匠の技の祭典2023
東京の、衣・食・住・工の職人の技を見て体験できるイベント『ものづくり匠の技の祭典』が本年も開催されました。
会場は前回2022年回と同様、東京国際フォーラム。
8/4,5,6の三日間に渡り行われました。
マスク着用が任意となってからの開催、素顔で歩かれる来場者でにぎわうのも何年ぶりでしょうか。
時間帯によってはカニ歩きになるほど盛況でした。
オープニングでは恒例の、匠たちによるコラボ作品がお披露目。
今年は板金・内装・左官・造園の匠による地球儀です。
陸地を、木村親方と俊昭社長が手掛けました。
ジオラマ模型のような精巧さ。鏝で描いたと気づいてもらえたでしょうか…。
こちらが東左連のブース。
入り口正面にありました。なんて好立地。
開催&出展が8回目となりました本年。
例年と少しラインナップが変わってました。
木村マイスターによる磨き壁の実演と、
塗り壁体験コーナーが新たに加わっていました。
これまでの体験コーナーは光る泥団子のみでゲストは小学生がメインでしたが、
今回は大人のお兄さんお姉さんの姿も。
『塗り壁には興味あったけど機会がなかった』といった声が目立ちました。需要はある!
俊昭社長はその塗り壁の講師を担当。
匠に習えるまたとない機会に予約枠は開場30分で連日完売となりました。
はじめての道具とはじめての動作にお子さんたちの眼差しは真剣そのもの。
その想いに応える俊昭社長もたのしげでした。
そして忘れちゃならないステージ披露。
今年は原点を振り返り、しっくいと土壁塗りを披露しました。
バックヤードで出番を待つお二人。いい笑顔~!
↑昨年のステージ
壁と向き合うことが仕事。毎年どうしてもお尻を向ける構図でした…。
な ら ば 壁 な ん て 無 く し て し ま え
だれかのひと声で卓上披露が実現しました。
か、顔が…!
顔が撮れる~~~!
匠の傍ではカメラマンが移動しながら手元を撮影。
スポットがダイレクトに当たるので乾きが心配でしたが、そこは木村親方ブレンド。
壁だったころよりも塗りづらくなることを想定した配合で難なく塗られていました。
俊昭社長はしっくいを、木村親方は土をそれぞれ担当。
材料の特性、使う鏝、アマプロでの塗り方の違いなど、説明を交えながら平らに仕上げていきました。
容赦なく斬り込む俊昭社長のツッコミを含め、三日間全業種のステージ動画はYouTubeで視聴いただけます。
https://www.youtube.com/live/40JlJW0jvQ0?si=o36JJXMyrUPhNHaZ
マイクには拾われていませんが、身内は大口で笑ってました。
「いやぁ終わった終わった」
現場をこなしながら準備を進め、開催中は体験講師とステージ披露、本当に毎年お疲れさまです。
以上、匠の祭典レポートをタ口がお送りしました。