2023.06.06 NaturaY’s

スイス漆喰 から ドイツ漆喰へ塗り替え【 東京都 世田谷区 】前編

今回は、ドイツ漆喰 Stoシュトー の外壁塗り替え工事の施工例をご紹介します。

東京都 世田谷区 M邸  外壁総面積450㎡

施工は、2023年 4月~5月 にかけて行いました。

 

*工事完了時の写真(2023年)

 

*施工前の様子 (2022年)

 

お問い合わせは、10年経過した「カルクウォール」の戸建て住宅。

左官の施工は 弊社ではなく、地元の左官屋さんです。

この日、工務店の担当者も立ち会っていただけるということで、お打ち合わせに伺いました。

 

 

壁全体に 雨だれ汚れが染み込んでおり、
漆喰自体も溶けだして薄くなっている箇所もありました。

 

*室内から 中庭を見た様子

壁に埋め込まれた 外灯の下、汚れが墨流しのようになっています。

 

 

バルコニーの床、溶けだした漆喰の粉が沈殿しています。

 

 

漆喰壁の特性として壁下の基礎部分からは 汚れを吸い上げて

苔や藻のようなものも発生しています。

 

 

一部検査のため、お願いして少しだけ剝がして 会社に持ち帰らせていただきました。

 

このように各所  汚れ具合と漆喰の剥離の進行度を調査させていただいた結果、

今回は剥がして から、汚れに強い仕上げ材料で塗り替えることをおすすめしました。

 

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  • 剥がして塗り替えるプラン

  1. 全ての漆喰を剥がします

  2. 高圧洗浄で汚れを掃除します

  3. 浸透性カチオンプライマーで下地のモルタルを固める

  4. クラック・剥離部の補修

  5. 全面ベースコート+メッシュ伏せ込みで下地の塗り直し

  6. Stoプライマー塗布

  7. Stoロータサンk1.0鏝塗り仕上げ

*参考ブログ

https://www.yawata-sakan.com/blog/22329

 

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今回仕上げに使ったのは、【 Stoロータサンk1.0 】
ドイツの漆喰です。

 

 

Stoロータサンk1.0鏝塗り仕上げは、蓮の葉効果の自己洗浄で汚れに強い材料です。

 

既存のスイス漆喰との違いは、カルクウォールが雨水を浸みこむ材料であるのに対し

Stoロータサンは撥水性能で雨水を弾いて洗い流すところです。

 

また、Stoロータサンは汚れが気になったら「高圧洗浄」で洗うことが可能です。

 

 

完成バンザイ! (ご夫婦とお嬢様)

「とてもきれいになった} と お客様に喜んでいただきました。

 

 

工事が、梅雨前に塗り終わって一安心です。

お客様も 思わず 記念写真におさめていました。

今年の雨は、Stoの壁がしっかり撥水しているのを確認できそうです。

 

 

 

次回、施工の流れをレポートします。

八幡工業 営業 斎藤でした。

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