東京ビックサイトの「建築・建材展」探訪記(斎藤篇)
営業の斎藤です。
数年ぶりに 東京国際展示場「東京ビッグサイト」の
「建築・建材展」を見てまいりました。
一昨年は コロナの影響で開催は中止、
昨年は 感染対策をして開かれましたが、私は見学はひかえました。
店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2022」も同時開催で見どころ満載でした。
最終日の午後からという 限られた時間の中で、急ぎ足で見て回りましたので
印象と感想もふくめて ざっくりとレポートします。
まずは、イケダコーポレーションのブースにご挨拶。
今年は 一押しの外断熱材のプロモーションでした。
吹き込み木繊維断熱材 STEICO シュタイコ Zell のカタログと見本 いただきました。
八幡工業 社長を囲んで 記念写真
新人研修で八幡工業に来た、女性スタッフさんも元気に新商品をご案内していました。
今年の出展企業は 189社、407小間 ということで、
その取扱いも 内外 建材やインテリアのみならず
施工のシステム、ソフトウェアなど多義にわたっています。
とくに目立ったのは 防災・減災のコーナーや、抗菌・抗ウィルス関連の商品ですね。
これは、マイナスイオンを発生させる現代漆喰・ ZONO A という内装材です。
1週間経っても 漆喰に守られた イチゴはカビが生えていません。という実験でした。
琉球サンゴや貝殻を骨材にした漆喰もあり、面白そう。
実演コーナーで スタッフのお兄さんが塗っているのをみていたら、
「せっかくなのでやってみませんか!」と言われたので
ちょこっと塗り壁体験させていただきました。
塗りやすくていい材料でした。
こちらはウィルスにも強いことを立証したという日本初の 珪藻土 「深呼吸」
大阪から 社長さん自ら売り込みにいらっしゃっていました。
そして、静岡の ON THE WALL さん
さまざまな テイストの左官材・塗料を紹介していました。
パネルに飾られていたイタリア磨き用のピカピカのコテ。
ケースに入った スペシャルセットは ゴールド&ブラックの特注品。
お値段はと聞くと びっくりの 価格でした。
さすが、デザイン王国・イタリア もったいなくて使えません(笑)。
こちらは、九州の材料メーカー ㈱ツネミさんのブース
若い社長さんが説明してくれた商品は
コンクリートの 床のひび割れをリペアする補修材
その名もズバリ!!!!
「ひびうめ~る」 色は 3色展開。
そして、壁面や角欠けに特化した補修材
「欠けなお~る」
使いやすいサイズの、500グラムパックは便利ですね。
「試してみたいです!」 というと サンプルを送ってくださるそうで、楽しみです。
ゲーテハウスさんのブースも 様々なテクスチャーと素材感が楽しめる
左官のパネル展示をしていました。
床から くるっと 壁まで立ち上がっている材料は カーペットと思いきや
強度と可塑性を併せ持った鏝塗りの新商品。
2ミリほどの厚みで こんな使い方が出来るのは施工のアイデアがふくらみますね。
ひときわ
おおきなブース アイカ工業さん
タイル調の化粧パネル、などに並んで 左官材 「クライマテリア・モルタルアート」
高級意匠性塗材「クライマテリア」
しっかり、左官の展示にも力をいれていて 塗り壁屋としてもうれしいです。
新商品の 目玉 「マニッシュアート」
重厚感あふれるコンクリート打ち放しがモチーフのRCフェイス仕上げは、
打設痕や目地棒を活用することで、
型枠のサイズにとらわれない自由な割付のコンクリート意匠が再現されます
杉板型枠コンクリートをイメージしたシダープレート仕上げ
<クライマテリア マニッシュアート> 3パターン×9色 の展開です。
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左官屋なのでどうしても 塗り壁ばかりに目が行きがちですが
今回の展示会の特徴といえば、金属調の仕上げを紹介している会社がふえたことですかね。
こちら イタリアから直輸入の金属調の塗装材「ピューロメタロ」
展示什器は、いまやすっかりおなじみとなったベルギーの「モールテックス」ですね。
かっこいいカタログと 塗り見本サンプル
私は 個人的に 錆加工の仕上がりがグッときました。
ブースの 女性スタッフがポーズ決めてくれました!
コロナ禍でもたくましく、精力的に売り込みしているみなさんに敬礼!!!!
本当はもっとゆっくり1日かけて見たかったけど、
半日でもさまざまな世の中の動向に触れることで いろいろ刺激とアイデアを頂くことが出来ました。
さて、地球の東側ではまさにいま、戦争が起きています。
早く 平和で 穏やかな春を迎えられることをお祈りしながら 会場を後にしました。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
八幡工業の 営業・斎藤のレポートでした。