2021.12.17 MORTEX

透明度、上げてきました。

 

 

こんにちは、年末は毎年おせちづくりを手伝いに帰省するタロです。

 

今回は撮影レンタルスタジオの施工事例を紹介します。

 

 

 

 

場所は世田谷区、経堂駅から歩いて数分の好立地にあります。

 

1Fは美容室、2Fが依頼いただいたスタジオになります。

 

 

 

 

施工前のメインスペース。

 

白の塗装とクロス、コンクリート床がシンプルで明るく、開放感のある印象です。

 

 

 

 

こちらは

・クロス壁へのスイス漆喰施工

・シャギー壁へのモルタル造形補修

・床へのモルタル施工

のご依頼をいただきました。

 

 

 

 

施工前のバックヤード兼撮影スペース。

 

右手が給湯スペースで左手がメイクスペースになります。

 

 

 

 

こちらは

・塗装天壁へのスイス漆喰施工

・Pタイル床へのモルタル施工

・オリジナル洗面台と化粧台の造作

のご依頼をいただきました。

 

 

 

 

施工初日はシャギー壁と床のモルタル補修。

 

シャギー壁は下端20cmのブロックを覆い、上部のテクスチャと一体化させてほしいというものでした。

 

 

 

 

 

調子を合わせ、かつ撮影背景として邪魔にならないテクスチャを目指しました。

 

担当はたにさんと私タロ。

 

 

 

 

2日目以降は天壁のスイス漆喰施工。

 

既存クロスは剥がさないプランのため、タッカーで補強し、塗装の色と灰汁が出るのを抑制するシーラーを塗布します。

 

仕上げ担当はいさおさんとふじいさんとはなさん。

 

 

 

 

鏝パターンはラフを採用。

 

スイス漆喰カルクウォールならではの良さを味わえるおすすめのパターンです。

 

 

 

 

クロスや背景ペーパーでは撮れないショットが狙えそうですね。

 

 

 

 

窓際一面のみ模様のないフラット仕上げ。

 

背景バリエーションのひとつにします。

 

平滑に塗る技術を要するためアップチャージいただくことでご選択いただけます。

 

 

 

つづいて造作家具。

 

オーナーさまと大工さんとの打合せを通じ、イメージを共有します。

 

 

 

天板はMORTEX、脚はオーク調でヴィンテージデザインに。

 

 

 

 

施工担当は吉彦専務とさいとう部長。

 

 

 

 

オーナーさまも興味津々。

 

施工しながら材料の特性や取扱いについてご案内します。

 

 

 

 

男前ではないでしょうか。

 

 

 

 

以前の壁づけを取りやめたことで用途と場所を問いません。

 

脚にはアジャスターをつけたのでガタつき防止と、床へのキズつけ軽減につなげました。

 

 

 

 

洗面台は完全固定。

 

壁床の計測を事前に行ない、コの字壁にしっかり収めます。

 

大工はお馴染みの小川木材商店さん。

 

 

 

 

MORTEX 天板に陶器の洗面器がよく合うこと。

 

そして撮影アイテムもさることながら雑貨が洒落ています。

 

 

 

 

既製品よりはコストはかかりますが、造作だからこそできる強みと良さがありますね。

 

什器や家具のご依頼もお待ちしております。

 

 

 

 

ヨガ教室として貸し出すこともあるそうで、触り心地を重視し、床は国産のNSフロアハードを採用。

 

モルタル仕上げをご希望の場合、MORTEX につづいてご提案するのがこの材料です。

 

 

 

 

以前はフローリングを剥がした際に残ったノリや、フロアを横断するヒビ割れがありました。

 

 

 

 

プライマーを塗るとより明確に。

 

フロアハードは薄塗りでありながらこれらをカバーすることができるのが特徴です。

 

 

 

 

モルテよりも工程が少なく、材料自体も安価のため、比較的コストを抑えられるとして、今年は多く採用いただきました。

 

施工担当は吉彦専務いさおさんふじいさんのお三方。

 

 

 

 

 

 

眺めて良し、触れて良し、呼吸して良しの、澄んだ透明度の高い空間となりました。

 

 

 

 

iLLy StudioさまのHPはこちら。

 

https://illystudio.jp/

Archives

PAGETOP