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いよいよ 東京も梅雨入りですね。
例年より一週間ほどおくれているようですが
左官工事は、雨が降ると外壁塗り工事が出来ないので
いつもお天気を気にしながらスケジュールを調整しています。

さて、今回は渋谷の美容室 Sincere (シンシア)さんの
外壁の完成写真をご紹介します。
昨年から工事の計画はあったのですが、コロナ禍の影響を受け
2021年の春に施工させていただきました。

ヨーロッパのどこかの街角かとみまがう外観

歴史を感じさせてくれる佇まいを夜の照明が演出

施工プランニングのためのイラスト

八幡工業 デザインチーム 田口が作画を担当しました。

工事前の様子 、以前はアパレルショップだったようです。
マンションの一階、タイルとコンクリート躯体の状態

大工さんの窓周りの工事が終わった状態で

全体を特注色で塗装、青い窓枠もベースカラー赤への変換。

タイル面にはカチオン処理をしてモルタルできれいな塗装下地をつくりました。

ドア前の床にはサインを施します。

発泡スチロールを切り出した 文字を並べて埋め込み

モルタルが乾いたところで切り文字を溶かして取り除く
すると、自然と石に文字を彫り込んだ感じになる左官屋の裏ワザです。

そして、石を取り囲む アンティークジュエリー

すてきな宝石やガラス玉が惜しげもなく床に埋め込まれました。
この作業はお店のスタッフのみなさまと一緒に行いました。

この入り口をくぐるたび みなさんのワクワクが楽しみです。

ドアの上の壁にも石調のモルタル造形

ここにも壁と一体化した 彫り込み文字のサインを施します。

文字の中を金で仕上げます。

最後に土間の仕上げを行います。

石の乱張り調です。

２mm ほどの、うす塗なのに強い樹脂系の材料です。

しかも施工は２日でOK！

マンホールや縁石の部分も自然な仕上がりになっております。