六本木のショーレストランJAIL 魅惑の造形デザイン
2020年 7月 リニューアルオープンした六本木のショーレストラン JAIL TOKYO
オープニングレセプションの夜におじゃましました~。
10数年の歴史のあるお店ということでお祝い花もこのとおり。
弊社のお花も確認したところで、お店の入り口に到着。
異次元に迷い込みそうなネオン看板と、弊社施工の岩の造形
(店名のジェイル=牢獄)
入り口にあるのは、 ドーム型の牢獄
美女のマネキンドールがあられもないポーズでお迎えです。
階段を上っていくと2階がお店
城塞のような堅牢な石積みと重厚な鉄の扉を開け
中に入ったら最後、出てこられそうにない感じです。
いや~ いつもの八幡工業ブログにはない、刺激的すぎるお店です。
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詳しいお店のご紹介はのちほどホームページをチェックしていただくこととして、
今回は、モルタル造形と特殊塗装で参加させていただいた工事の様子をご紹介します。
大工さんがラスカットと呼ばれる
モルタルが一体化した構造用合板を張って壁をつくりました。
デザインにあわせて、岩のレイアウトをチョークで書き込みました。
そこに、スタイロフォームをサイズに合わせ
カットしながらボンドで張り付けていきます。
すべてをモルタルにしてしまうと、重量も工期もかさむので
ある程度のところまでは発泡スチロールで膨らませるのです。
とはいえ、これでもかっていうくらい結構な面積を岩の形で覆いつくす。
ざっと、100㎡はゆうにあり 気が遠くなりそうです。
カチオンシーラーを塗り、
乾いたところからサンドモルタルを付けていきます。
ここからは八幡工業・造形チームによるモルタルの彫刻作業。
造形用モルタルをつけて一気に形を整えていきます。
だんだんと、洞窟感がでてきました。
壁の上の 梁部分の岩がまるで迷路、重厚感を強調します。
ここは天井高も加わり、そびえ立つ壁が半端ないです。
岩の細かいところはデザインチームが手をいれていきます。
お客様の確認のため、中央の色が付いた部分を造形+塗装しました。
まわりの白っぽい部分は、比較のために残して仕上がり感をみていただきました。
最終的に石の凸凹や欠けたり剥がれたりした様子を
ブラシで忠実に再現していきます。
さらに、実際の照明をいれてライティングの確認をしながら
照明効果に合わせ 仕上げのエイジング塗装を施していきます。
こうして造形完成後、電気工事と内装塗装にバトンタッチです。
さらに、ペイントチームは、店内の各種テーブルの部材などを
特殊エイジング塗装しました。
すごい数量なので 持ち帰って 会社の屋上で作業しました。
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完成、オープニングレセプションの夜に戻ります。
夜8時
スタッフ、キャストが入り口でスタンバイして、お客様をお迎えします。
「五感を刺激する大人のための遊び場」
一歩足を踏み入れれば、そこは非日常な異空間。
アーティスト・ダンサーがステージで繰り広げる極上のパフォーマンス
ぜひ、VIPルームで
お酒、音楽、会話を心ゆくまでご堪能ください。
JAIL TOKYO ROPPONGI
最後に、オーナー社長様から お花のお礼が届きました。
ありがとうございました。
八幡左官・営業 斎藤のレポートでした。