ブルックリンウォール+AG 仕上げ
アイカの意匠性塗材といえばジョリパット
豊富なデザインとカラーバリエーションのある左官仕上げ材です。
今回は ローラーパターンに特殊エイジング塗装を施した
最新の壁の施工例をご紹介します。
新たにオープンした、ショッピングモールの階段室の壁に施工をしました。
両側の壁がそうです。レンガ積みにしか見えませんが、左官の塗り壁です!
*ジョリパット 「ブルックリンウォール AG(エイジング)」仕上げ
さて、この仕上げ名のもととなる「ブルックリン」はニューヨーク内のエリアで
350年余りの歴史を持つアメリカで最も歴史ある地区の1つです。
19世紀初頭から続くビルや倉庫などが立ち並ぶブルックリンに
若いアーティストたちが移り住み、レンガ積みの古い建物を改装して作り上げたのが
「ブルックリンスタイル」 と言われています。
出典:instagram(@_finntage)
インテリアデザイナーの方たちは、使い込まれて味のある風情から
ブルックリンスタイルのレンガ壁 = ブルックリンウォールと呼ぶのです。
でも、出来たばかりなのにどうして古びた感じになっているのかといいますと・・・
施工の流れでご説明します。
まず、コテ塗りで白い材料を壁に塗ったのち
専用のローラーで ↑ のように模様を付けます。
そのあと、エイジングトップを施し、経年で自然と汚れたかのように化粧します。
こうすることで、より奥深い陰影と質感が表現でき、
歴史のある趣きがうまれるのです。
種明かし このローラーを使いました。
簡単そうに 見えますよね。
でも実は!!!!!
ジョリパットのカタログによりますと(小面積向き)とあります。
職人さん、そうとう大変だった~~と言ってました(笑)
そして、管理製品
ブルックリンウォールは施工難易度が高い仕上げのため
指定された施工店による工事となります。・・・とあります。
このような特殊な壁施工の際は お近くのアイカさん、
または、アイカ指定施工店の八幡工業にご相談ください。
*詳しくはこちらへ
施工場所 : 千葉県市川市
JR市川駅ビル シャポー
施工面積:階段室3か所 およそ600㎡
施工に要した日数 : およそ1か月