Sto(シュトー)で欧州スタイルの絵本のようなお家
千葉県大網白里市の閑静な住宅街にある K様邸の新築 外壁工事を
八幡工業・左官チーム & 特殊塗装チームで連携し、
エイジング塗装により あたかも数十年たったかのような趣を演出しました。
【 完成した外壁 】
お客様のご希望は欧州スタイルのエイジング塗装仕上げ
ベネチアなどのヨーロッパでみられる「歴史をかさねた赤い塗り壁」
というなかなか難しいリクエストでした。
下地は弊社標準仕様の通気ラス + モルタル塗り
仕上げ材には、撥水効果が高く、汚れが付着しにくい特性のある
ドイツの漆喰系左官材 Sto(シュトー)を使用。
通常通りモルタルでしっかりとした下地を作成し、
まずは、ベース色の左官材で塗り上げます。
その後、この材料の特性である撥水効果を落とさない為に、
専用塗料で着色しました。
メーカー説明によると 「Stoは世界シェアNO.1の塗り壁」
目地無しでも、ひび割れが少なく、ハスの葉(ロータス)効果で汚れに強い。
カラーバリエーションも豊富な左官塗材です。
* 八幡工業はメーカーの講習を受け、正規施工代理店をしています。
壁面に近づいてみましょう。
オレンジを基本色に経年変化や、塗り斑を表現しました。
さらに、表面のテクスチャーを拡大
まずは、鏝塗りでパターン仕上げをしたのち
深みのある、自然なエイジング処理を施しています。
西洋瓦の色とあいまって 可愛いけれど甘すぎずいいですね。
R面にあわせた 飾り窓の扉
そして、鉄格子の付いた丸窓
外国の絵本に出てくるような印象的なお家となりました。
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【 外壁 施工中の様子 】
通常通りモルタルでしっかりとした下地を作成し、
まずは、特注したレモン色の左官材Stoで鏝塗りが完了したところ。
ここから特殊塗装チームが、特注色のペイントで仕上げていきます。
(左)明るいレモンイエローのSto を 鏝で塗った状態
(右)濃い目のオレンジを刷毛塗りやスポンジでお化粧していきます。
*板に塗ってあるのは基本のオレンジ色の見本
お施主様、工務店の担当者と何度か確認していただきながら
色の濃さや微妙な経年変化のイメージを調整していきます。
換気口の穴の下、 の絶妙な汚れ具合
このように何層も色を重ねることによって、奥行きのある色あいを作り出します。
屋根の上に上って、破風部分をエイジング塗装仕上げ。
このように勾配がきつくて苦戦したようです。
全体のトーンを確認するため
いったんシートをめくっています。
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そして 完成。足場が撤去されました。
今回の施工を依頼してくださった鈴木建設さんは、
輸入住宅を提供している全国ネットワークの
メープルホームズに加盟している千葉県市川市の会社です。
ホームページの施工例は、おしゃれなデザインの家を多数ご紹介していますので
ぜひご覧になってください。
https://www.suzuki-kensetsu.co.jp/