DIY塗り壁サポート・新築編
八幡工業・ナチュラワイズのDIY塗り壁サポート
千葉県・柏市 G様邸の巻
片流れ式屋根のスタイリッシュな白壁の外観
今回は、こちらの新築戸建ての注文住宅の
内装のDIY塗り壁サポートのご報告をいたします。
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奥様は、昨年11月、ナチュラワイズの塗り壁ワークショップに
お母様といっしょに参加されました。
おふたりともはじめてながら、とても楽しく出来た思い出を大事にしていただき
今回は一階フロアー LDKとトイレの塗り壁をご家族(ご夫婦)でがんばろうと計画されました。
仕上げ材は 塗りやすくてよかったということで、スイス漆喰 カルクウォールをお選びいただきました。
図面をみながら、左官屋としていくつかのアドバイスをさせていただきました。
1.天井の鏝塗りは素人の方にはハードルが高いのでお勧めしません。
2.ボード下地のパテ埋めを工務店さんにしていただけると負担が減ります。
3.吹き抜け階段室は室内足場の設置が必要です。
また高所作業は危険なので塗り壁の施工はプロにおまかせください。
4.床の傷防止のため、工事を行う箇所は緩衝材を敷いてください。
5. 電気のスイッチ&コンセントカバーは壁から浮かせておいてください。
*以上のことを工務店さんで対応可能かをご相談してみてください。
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結果、5 に関しては工務店さんに対応していただき、
それ以外は ナチュラワイズでお手伝いさせていだくことになりました。
後日、工事がほぼ完了しましたと報告がありました。
家具、建具が納まり、天井のクロスも貼り終わった状態で
下見とお打合せにお伺いしました。
6mもの高さがある吹き抜け階段室
やはりここは足場を作らないと作業ができません。
階段がからみ、梁が途中にあるので鳶の技術が発揮される場面ですね。
壁は、長尺の石膏ボードで目地無しのつきつけ張りでした。
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お引き渡しが完了したこの日に 足場を設置しました。
やはり、危険性を考え
この吹き抜けの壁は職人による仕上げになりました。
2スパンの足場が組まれ、突起部はキャップとゴムカバーが付き、
安心して作業ができます。
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そして、工事の日
ご夫婦そろって気合をいれます。
まず最初に、床の傷防止のため、緩衝材を敷き込みます。
プロが現場でお手本をお見せして やり方をガイドしてくれるので
もう、DIYで悩む必要がありませんね。
廊下にもプラべニアを敷きます。
そして、その上からブルーロールを重ねます。
床が終わったら 天井・壁の順番で
養生 マスキング作業です。
その間にも プロの職人が
黙々と高所作業に励みます。
途中、プロの塗り方のお手本を見ていただきました。
このように、養生から始まって
パテのやり方、下塗り、仕上げと一連の作業を
現場で直接レクチャーが受けられるのがナチュラワイズの DIYサポートです。
左官材料と必要な用具も直接現場にお届けします。
さらには、漆喰を混ぜるのに必要なかくはん機などもレンタルできる
という至れり尽くせりのサービスもお客様に喜ばれています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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さて、お客様はふたりでおよそ70㎡の壁を数日間かけ
みごとにDIYで塗り壁を完成させたとご報告をいただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回ご紹介するのは 築 50年になる 葛飾区の T 様邸
施主さまのおばあ様が住まわれていた木造二階建ての一軒家
こちらのリノベーション工事をお手伝いさせていただきました。
※ 完成したリビングの様子
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この、お話しの始まりは、2015年の12月
そし今回の第一期工事が2017年の暮れに完了!!
というわけで、すこ~し長いストーリーになります。
おちゃめな奥様とほがらかなご主人様
T様夫妻がナチュエラワイズのショールームにいらっしゃって
塗り壁ワークショップを体験していただいたときの写真です。
そして、その後 2年間 コツコツと お二人で
少しずつ 壁を塗っているご報告をいただいていました。
お買い求めいただいた商品は
・スイス漆喰 カルクウォール
・アク止めシーラー
・専用のミネラル下地材
そして2年後のある日 、ご連絡がきました。
「もう DIYは十分楽しみました。
あとはプロにおまかせしようと思うので
いちど見に来て相談にのってください」
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施工範囲は一階の玄関・廊下・リビング・書斎・洗面所
まず、キッチンの模様替えから
☝ 工事前のキッチンです。
プリント合板の壁 このまま塗装でなおせないか?
提案:ペイントできれいに・かわいくなります。
壁・天井塗り終わった様子。
使ったのは オールドビレッジ社の 「バターミルクペイント 」
水性の塗料で吸着性も良く塗りやすい塗料。
左が下塗り用のプライマー、右がペイント仕上げ材
ミルクで作られているので環境に優しい自然塗料でどの色も色合いが良いです。
色は「ウィンザーチェアーピンク」をお選びいただきました。
このように、ベニヤ板の壁、木の柱、プラスチックとなんでも塗れます。
ドアや家具にも塗れるので、もう楽しくなっちゃいます。
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そして、リビングと書斎の壁 塗り替え
お客様の悩みは、各室の砂壁 がボロボロ落ちて困るということ
また、色もくすんで薄暗いので明るくしたい。
この壁の悩み ほんとよく聞きます。
提案:スイス漆喰 カルクウォールで明るく・さわやかになります。
漆喰を塗って、みちがえるような真っ白いお部屋にうまれかわりました。
先にも書きましたが、お客様の手で ところどころ塗ってありました。
こんな感じで、やりやすいところからDIYしたようですね。
日本家屋の柱が露出している真壁(しんかべ)だからえきる
ちょこっとDIY。
さあ、ここからはプロにおまかせください。
きっちり養生して施工するのが 八幡の職人。
アク止め処理、下地材塗り、そして仕上げの工程です。
漆喰の仕上げ担当は 亜沙子さん
うろこ状のパターンのリクエストにお答えしました。
これが、脱衣場のビフォアーです。
スイス漆喰を塗り終わりました。
明るくなって 奥様も大満足のこの笑顔。パチパチ拍手
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最後に、完成したリビングで
愛犬の2匹と記念写真撮らせていただきました。
とにかく、漆喰を塗ってみたい人は
まずは、塗り壁ワークショップにご参加ください。
そして自分で塗る喜び、自然素材で囲まれた暮らしを実感してください。
もしも、途中で疲れちゃったら 後はおまかせください。
こんな幸せそうな笑顔が見れるのでしたら
喜んでDIYの応援させていただきます。
このように、八幡工業・ナチュラワイズは
お客様のリクエストに可能な限りお答えします。