スイス漆喰と左官造形による作品!前編
葛飾のヨシウダ建築さんからのご依頼で
葛飾区内の住宅の内装工事を務めさせていただきました。http://www.yoshiuda.co.jp/
前回、外壁の漆喰+特殊造形を採用していただき、
施主様はもちろん、大工さんや他業種の工事関係者にも非常に好評をいただいたことで、
今回は内装の漆喰とあわせて造形をご提案くださり、
ふたたび採用していただく結果となり大変光栄です。
https://www.yawata-sakan.com/blog/?p=15370 *前回のブログ
造形完成後に、エイジング塗装の担当:谷が 色付けしているところです。
工事の流れ
まずは、大工さんが石膏ボードで壁を作ります。
玄関ホールの一部に造形を施し、スイス漆喰の壁と天井に
自然と馴染んだように仕上げる。
これは、スイス漆喰を熟知している左官+特殊造形の技術
両方をかねそなえた 八幡工業・ナチュラワイズならではの仕事です。
完成した玄関ホール
ニッチの板とR型の梁が造形です。
周囲の白い壁および天井はスイス漆喰カルクウォールの鏝塗り仕上げです。
本物の木と見まがう 木目、年輪も再現した擬木仕上げ
完全手作り一点ものです
レンガの色合いもお好みに合わせてカラーリングできます。
造形+エイジング塗装が終わったら
最後に目地材を充填し
はみ出した目地材をウエスで拭いながら
程よく汚し、自然な経年変化を作り出す。
もとが曲げ加工した石膏ボードだとは思えませんよね。
これは企業秘密なのですが・・・
今回は造形モルタル材料をあらかじめ調色して彫刻しておいたので
塗装の際、既にベース色が付いていて施工時間が短縮できました。
いくつもの現場で培った造形班、塗装班の阿吽の呼吸のような連携。
こんなところにも八幡工業ならではの工夫とチームワークがあります。
次回は階段室、そして2階のリビングダイニングの
漆喰仕上げの全貌をご紹介します。どうぞ、お楽しみに。
https://www.yawata-sakan.com/blog/?p=15667