2015.07.16 左官事例

社長室は、カルクウォール“SPECIAL仕上げ”。

八幡工業の営業センター&ショールームの2F部分は、

社長室と社員寮(3室)になっています。

元は講習会などに使用する「セミナールーム」と

社員寮が2室あったのですが

老朽化に伴い、この春から大改装がスタート。

今回は、出来上がったばかりの社長室の

施工の様子をお届けいたします。

なんといっても【左官屋の社長室】ですから、

施工方法や材料にはこだわって作りました。

みなさんにも、施工の際のご参考になればと思います。

①   下地は石膏ボード。

まず、腰板部分に墨を打ち、

「デザインストーンシート」を貼っていきます。

このシートは天然石を特殊な方法で厚み2mm程度に剥がしとって

裏打ちをしたもの。自然な凹凸と質感、下地に負担をかけない軽量さ、

カッターでも切れる施工性の良さが特長です。

http://www.dss-iskcorp.com/salespoint.html

(八幡工業NaturaY’sでもお取り扱いをしています)

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②   下地の石膏ボードの継ぎ目にファイバーテープを貼り、パテ処理。

腰板やチリ周りを養生したら、中塗りにCトップを塗っていきます。

普段は、下地にアク止めシーラーを塗るだけですが、

これでボードの継ぎ目の微細な不陸も拾わずに、

上質な壁に仕上げることができます。

きれいにジョイント処理をしていても、押さえ仕上げでは光の加減

(自然光の調子)によっては継ぎ目の位置が「わかる人にはわかってしまう」場合があるので、念には念を。

なんといっても【左官屋の社長室】ですから。

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③  カルクウォールを塗る部分にミネラル下地材を塗ります。

1回塗りでも十分なのですが、今回はていねいに2回塗りで仕上げました。

その方が、よりムラなく塗布できるからです。

なんといっても【左官屋の社長室】ですから。

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④  ミネラル下地をしっかり乾燥させたら、

いよいよカルクウォールを塗っていきます。

今回は押さえ(スーパーフラット)仕上げ。

腰板(デザインストーンシート)が貼ってある分、

塗り面積が小さいので約12畳ほどの部屋を

職人2人で一気に半日で塗り上げました。

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最後の仕上げは慎重に…

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なんといっても【左官屋の社長室】ですから!

ブラインドとクーラーも入って・・・完 成 。
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