「左官」と「漆喰」について学ぶ集い Vol.10 開催
イケダコーポレーションさんと八幡工業との共同企画
「左官」と「漆喰」 を学ぶ集い の第10回目が、3月26日(木)に開催されました。
受講者は、ゲストを含め10名。
今回は工務店さん、DIYアドバイザーさん、建材メーカーさん、DIY関連のサイトを企画するIT企業の方、
そして業界紙「建材フォーラム」の記者さんなど、建築に関わる多才なジャンルの方々のご参加をいただき、
講義の合間のコーヒーブレイクには、名刺交換や情報交換も活発に行われていました。
講義では、スライドを使いながら、世界・日本の漆喰の歴史、漆喰の特性やそれに合わせた下地の作り方などをくわしくご紹介。
そして、締めくくりの「実習」の時間には、参加者がめいめいに漆喰を練習壁に塗りました。
様々なパターンのつけ方などを実際に目で見て、ご自分の手でやってみると
「おもしろい!」
「見るとやるとでは、全然違いますね」
「こんなに楽しいものとは思わなかった」
などの声が聞かれました。
生まれて初めてコテを握ったという方が多かったものの、ご職業柄でしょうか、器用な方が多く、
みなさん苦戦する風もなく初めての壁塗りを楽しみながら、たくさんの「気づき」や「実感」を持ち帰られたようでした。
では、参加者のみなさんが手がけた様々な漆喰のテクスチャー、塗りパターンをご紹介します。
木で作られた局面のあるコテで表面にニュアンスをつける仕上げを試している様子
ナチュラワイズで一番人気の仕上げ「キャットフェイス」
ローラーで表面を荒らしてから、お好みに合わせて凸凹を残しながら金コテで表面を平らに整えます。
扇型にコテ跡が出るようにした仕上げ。
櫛目のついたコテを縦横にかけた仕上げ。
刷毛で表面を撫でて表情を出した仕上げ。
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次回セミナー開催は 5月の予定です。