2014.07.22 八幡の職人

マンションを漆喰の塗り壁にリフォームすることとは

八幡工業の営業・斎藤です。

カルクウォールの新たな施工事例をご紹介します。

東京都江東区・豊洲にあるマンションにお住まいのご夫婦からのご依頼です。

お打ち合わせでおじゃましてベランダからの眺望におもわずうっとり。

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これからの季節、東京湾の花火が真横で見ることができるそうです。

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さて、お客様は「漆喰の塗り壁にリフォームする」ことを長年楽しみにしていたそうです。

施工範囲は、玄関ホールと廊下、リビングダイニングと寝室、そしてトイレ。

壁紙の状態を見ると、カビの被害、結露による劣化やめくれ、剥がれもななく

非常に良好な状態でした。

お客さまが工期をできるだけ短縮したいという事情もあり、

今回はクロスを剥がさずにタッカーでしっかり留めてからアク止め処理を行い、

仕上げにカルクウォールを塗るという施工方法で了承いただきました。

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*事前にお客さまから送っていただいたリフォームのプランが描かれた

イメージボードのおかげでお打ち合わせもスムーズでした。

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今回の工事のポイントは「在宅」 の中で進めなければいけないので、

昼間は施工しないお部屋で休んでいただいたり、

お仕事からお帰りになる夕方にはリビングでくつろげる状態に戻すことでした。

一日の作業の終わりには、床を掃いてソファーを整え、ベッドの養生を外すなどの

心配りをしっかり行う必要がありました。

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*ベッドの枕側(上)とテレビの後ろの壁(下) は横摺りのパターンで変化をつけました。

仕上げはカルクウォール 0.5ミリの骨材、色は無着色の白。

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当初お客さまからは「白はまぶしすぎるのでは・・・」 という印象があり

クリーム系にしたほうが良いのでは・・・と 心配そうな声もいただきましたが、

「光と影の表情や、昼夜の色合いの変化もお楽しみいただくには、ぜひ白を!」とお勧めしました。

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また、お使いの照明器具も電球光がお好みということでは、白にしていただき成功でした。

全体の壁は鏝ラフ調のやさしい風合いに、天井は木鏝風のランダム仕上げ。

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*玄関ホール(エコカラット)との組み合わせ、 とそれに続く廊下の腰壁から上部分と天井。

カルクウォールは輝くような白ですが、まぶしすぎることはありませんのでご心配なくです。

さらに、メンテナンスの際にも・・・ たとえば部分的に傷がついたとか角が欠けたといった場合にも

色を調合した壁は部分補修が難しいのに対し、無着色の白はタッチアップが可能というメリットがあります。

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絵画を飾りたくなるおしゃれな壁

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トイレのドアを開けたら目に飛び込んでくるこの作品。

お友達が描いた色鮮やかな お気に入りの絵画。

キャンバスのあわせて、大工さんに特注でこしらえていただいた木の枠に、

沖縄出身の奥様からお預かりした郷里の思い出の品々をスイス漆喰で貼り付けました。

貝殻、サンゴ、星の砂を組み合わせて「世界に一枚の白いフレーム」の完成です!

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そしてもう一枚の絵画の話

この日は、工事も大詰め

職人がブリックタイルをリビングの柱の一面に貼らせていただきました。

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P1340163勇さんがタイルの目地を仕上げているのに平行して、

小川さんが袖壁をカルクウォールで仕上げます。

お客さま自らサンプルを取り寄せ選び、ご注文されたこだわりのタイル。

アクセントで少しだけタイル、これでお部屋の印象がひきしまります。

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実はお客さまが大事にされていた絵画、

この白い額縁が映えるようにと選んだのが、赤レンガ色のブリックタイルだったのです。

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非常にご満足いただけたご様子のご夫婦と

*完成したブリックの壁を前に 、斎藤(左)お客様ご夫妻、小川主任(右)

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マンションを「漆喰の塗り壁」にリフォームすることとは・・・

調湿、空気清浄、消臭、防カビ、防菌など機能性のことはもちろん、

こうして世界にたったひとつだけの特別な壁を手に入れる、

まさに身も心も癒される、望みの空間に暮らしがチェンジするということなんですね。

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