「左官屋さんに話を聞こう!」
というお題で設計士さんたちの前で話しをしてほしい。
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不肖・斎藤は
ひと月前にこんなお誘いをいただき、
勉強会の壇上にておしゃべりしてまいりました。
主催は、新建築家技術者集団 かながわ支部
会場は横浜の神奈川県県民サポートセンターでした。
月曜日、当日はあいにくの雨の中、東京・神奈川から7名の
設計士さんが参加して、夕方6時30分から2時間の勉強会。
最初にイケダコーポレーションの椎木さんが
「湿式仕上げの際の下地の注意点」をクイズ形式で出題。
ホワイトボードを使って、
たとえば
『外壁のモルタル ? 漆喰仕上げの工程に要する総日数は?』
とか、
『左官工事に不向きな季節は?』
意外と知らなかった・・・答えにみなさん苦労していました。
昨今の湿式離れ = 左官屋さん離れ
これを何とかしなくては!イコール左官材料も売れない!!!
というわけで、湿式の問題点である「ひび割れ」の不安を取り除くべく
原因である下地の施工を理解していただけば、
いつかきっと設計図面に『塗り壁』とか『左官仕上げ』といったワードが
盛り込まれるに違いない! ・・・と期待しています。
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椎木さんのおはなしを受け、
斎藤は『これからの左官』というタイトルで
パワーポイントを使って解説させていただきました。
左官業界の現在おかれている状況と
生き残りを賭けた左官業界の活動を紹介。
さらに会社のさまざまな活動をお伝えしました。
極め付けは、弊社オリジナルのサービス
『左官インストラクター』 のご案内。
ひとりでも多くの建築のプロにみなさんに気持ちが届きますように!
・・と願いながら一時間のお話。
ご清聴ありがとうございました。
このあと親睦会、
ちかくの居酒屋でさらに二時間ほど
みなさんとじっくり呑みかわし、お話しできとっても勉強になりました。
ひとりで事務所を運営している方、
会社で設計を担当している方、
公共建築が専門、
ある方は住宅、店舗
木が好きな人、コンクリートを好む人
・・・・・・・・・・・・・・ ひとことで設計士といっても、いろんなタイプの方がいる。
でも、共通しているのは、ホントに勉強熱心で情報交換を大切に考えているみなさん。
またお会いできるのを楽しみにしています。