2012.05.13 八幡の職人

「おとめの左官」に期待す。

只今左官修行中の齋藤です。

八幡工業にもついに!!

女子新入社員が入社。

田原亜沙子さん 21歳

この春、大学を卒業してきました。

大学では、“日本の建築”の授業で、

近所の神社のことについてレポートを書いたことが楽しかったそうです。

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そんな田原さん、4月入社からひとつき経ちました。

5月、人生で始めての『初任給』のこの日、

八幡社長から給与明細を手渡されニッコリ!!

記念すべき『初任給』使い道は?? と聞くと、

『迷ってます: とりあえずは両親に何かしらしたいです。

あとは地味に貯金、のこりは自分のために使います!』

——- とのこと。しっかりしてます!

今日は「母の日」。きっと家族みんなでお祝いしてるのかな。

じつはわたくし齋藤、田原さんにあやまらなくてはいけないことが。

入社したての彼女にうっかり言ったことば

『みんな一月経たずに辞めちゃうんじゃないかって賭けてるぞ?!!』

彼女相当気にしていたようで、ごめんなさい。

この姿を写真に撮りブログで紹介できることを楽しみにしていたばかりに、

やめて欲しくない!!の裏返しでつい言ってしまったのです。

この場をお借りしてお詫びします。

さて、入社一ヶ月を振り返っての感想をもとめると、

『あっという間でした・・・。

あらためて考えると、場の環境に慣れるのに必死だった気が(今もですが[笑])。

でも、仕事をしていて楽しい。これが一番の感想です。』

う??む、なんともうれしいじゃないですか。

男ばかりの世界に女子ひとり、きっと心細いことも多かろうと思いますが、

なんとも力強い答え。

で、何が特に面白かったの?かと聞くと

『作業はなんでも楽しかったです。だから特に!といわれると悩みます。

あえていうなら「京壁はがし」と「レンガの目地詰め」ですか。

それにカルクウォールひとつ(スイス漆喰)で色んな表情を出せるのも面白いし、

養生もやり方が色々あって、全て奥が深いです。』

なかなか感心感心。でも優等生な答えだな・・・と、いじわるな筆者は

「正直これは『きついな?』ってことは?」と聞いてみた。

田原: 『今はだいぶ慣れたけど朝が早いことです。

あと仕事とあまり関係ないけど、ご飯づくりがきついです。

あと正直マゼラー(攪拌機)は案外つかれますね・・・・。』

齋藤 : 『ご飯つくりこそ大事。体力勝負の職人の世界、体調維持のためにも

しっかり食べて栄養つけてこそ、心も体も元気で良い仕事ができます。』

とにかく、始終笑顔で「仕事=楽しい!」の田原さん、

今後の活躍に期待ですね。

実はこの質問は私齋藤が、事前に作ったアンケートに答えを書いてきてもらった

ものを構成しました。

質問は全部で11項目。

例えば、『左官を知ったきっかけは?』

気になった残りの答えは、次回につづくです。

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