ここ最近のカルクウォール
今日の『1の書簡は』今回で3回目となる 「ここ最近のカルクウォール」シリーズです。
左官塗り壁材である『スイス漆喰カルクウォール』 素材の持つ質感や能力は最高級。
しかしそれを扱う人間が素材の持つ良さをダメにしてしまっては、これはいけません。
カルクウォールの評価に負けないよう、日々の努力を。
「初心忘れるべからず」の八幡工業でありたいものです。
それでは施工の様子と仕上がりを各現場ごとにご紹介します。
まず1件目は東京都町田市の現場。
ここでは弊社の江端理が仕上げ担当をしました。
左官歴25年。 弊社では長老的存在。 そこそこやります。(笑)
仕上がりは『Natural Wave』仕上げ。
うっすらと鏝波を残すなかなか難しい仕上げです。
続いて2件目は横浜市戸塚区の現場。
ここでは弊社の平野敏勝が仕上げを担当しました。
弊社での仕上げ物件担当数は彼が №1。 凄腕ですよ!!
仕上がりは『RoughWave』と『Dragfinish』をミックスした仕上げ。
さすがパターン仕上げの達人。 2種類の仕上げを自在に操るとは・・・。
続いて3件目は茨城県つくば市の現場。
ここでは前回でおなじみの、笹野隆行が仕上げ担当。
2枚目の写真はお客様と仕上げ模様の確認中のようですね。
仕上がりは天井を『Drag Random』仕上げ。 写真1枚目。
壁を舞いあがる雲のような、『SoarFinish』仕上げ。写真2枚目。
その他に和室を『Flat』仕上げとしました。
最後となります4件目は神奈川県藤沢市の現場。
ここでは主に弊社の長塚勇が仕上げ担当。
彼は今年、1級左官技能士の検定試験に挑戦します。
難しい『Flat』仕上げを率先して行っていました。 やる気十分!!
綺麗に仕上がりました。
『Flat』仕上げのアップ画像はこちら→https://www.yawata-sakan.com/manage/wp-content/uploads/2011/02/P11500941.JPG
・・・と今回はこんな感じです。いかがだったでしょうか?
左官材の表現力は無限ですね。 それこそ?左官″の面白さなのではないでしょうか。
さて、最後に今回も僕の作ったカルクウォールのサンプルをご紹介。
この技法を応用すると、 こんな感じにも仕上がります。
色やラインを変化させたり、文字や絵色を残して仕上げたりと
アレンジ次第でいろいろと楽しめちゃいますね!!
そうまさに左官の表現力は?無限″なのです。
それではまた・・・。