2011.01.16 八幡の職人

2011仕事始め

おくればせながら
本年もよろしくお願いいたします。
わたし齋藤は故郷長野で新年を過ごし、
7日から仕事始めとなりました。

日々あっちこっちの現場に行って、
気がつくともう一月も早半月が経過!

というわけで今年一回目の修行中ブログです。
先週から毎年恒例!?の仕事が今年も!
そう「タケモルピンネット工法」です。

今回の現場は埼玉伊奈にある県立がんセンターに併設されている
埼玉県精神医療センターの改修工事。

inawide

松林に囲まれた広大な敷地に立つ3階建ての施設、
この外壁の塗り替え。

ちょうど手前の方では、新規工事の真っ最中で
朝早くから生コン車が並んで、土間打ちを行っていました。

完成するとこんな感じになるというイメージ図です。
kanseizu

八幡工業が担当するのは1階から3階までの外壁と
屋上の内側壁。

既存のタイル壁が劣化によって剥落する前に、
金属のピンを打ち込み、ネットを伏せこみながら
樹脂系のモルタルを塗って仕上げていくのです。

okujyou

施工前のタイルの状態。
before

使用材料はピンネット専用の骨材入りセメント粉袋「TM?100」
これにゴム系の接着主剤の液体を混ぜ練ります。

今回から新工場で作られた「TM?100」、
調合を少し変えたということで、
鏝の塗り按配と仕上がりの具合が以前と
どう変化しているかが気になります。

tm100

城田左官からベテランの職人さんがふたり応援にきてくれました。
高橋さんがガラスネットを伏せこんでいる様子。
net

仕上げは八幡の職長・江端さんが担当。
siage

タイルだった壁がこのようにきれいなフラットな壁に変?身!!
新たな「TM?100」の具合も良いようです。
あとは塗装屋さんにバトンタッチします。
after

現場事務所前で記念撮影。
3men
左から江端さん、中央が所長さん、右は小林さん。

小林さんはタケモル工事の事前段階に必要な
ハツリ、洗浄、ピン打ち込み、フィラー塗りなどの
一連の作業を担当しています。
いつもわれわれ左官屋が乗り込んで来る前から現場にいて、
もろもろ段取っておいてくれている頼もしい存在。
そして「いつもブログ楽しみにしてるよ?」とうれしいことを
言ってくれる貴重!?な読者です。

みなさんブログの方もよろしく御愛読のほどお願いします。
まずは、健康で安全第一!!
というわけで今年も齋藤はりきって仕事します!
saito
そして8月には国家資格左官技能士2級にもチャレンジしますぞ!

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