スイスロームで京壁風仕上げ。
スイスロームとは200万年前の氷河により生成された、多孔質な火山灰と粘土の特性を合わせ持つスイス氷河粘土です。 断熱性と調湿性に優れ夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を作りあげ、かつ室内のにおいを吸着する、自然素材100%の壁材です。
そのスイスロームに みじんスサ と みじん砂 を仕上がりの美しさを表現するため絶妙なバランスでブレンド。 京壁風に仕上げてみました。
今回の『左官事例』は茨城県の水戸市と千葉県の市原市の2物件での仕上げの様子です。スイスロームは灼褐色と黄土色を使用しました。 下の画像2枚がそれぞれにスサと砂を混ぜた仕上がりのアップ画像です。(クリックで拡大します。)
砂はみじん砂に限らず全国各地のいろいろな砂を使用しても面白味がありよさそうです。