うなぎ屋さんで三和土たたき。
こんにちは。 久々の『1の書簡』更新となります。 月日の経つのはまことに早いものでして、このブログを初めてからもうすぐ1年になります。 なんやかんやで1年です。 思えば、当時は本当に少なかったアクセス数。それが今や目を疑うほどまでに・・・・。 弊社オリジナル缶バッチの売行きもありがたいことに うなぎ昇り? でございます。 更新あるのみです!! これからもがんばるぞっ!! うなぎ昇りで!!!
さて今回は人生初となる三和土(たたき)に挑戦してのでその模様を載せてみたいと思います。
施工場所は、川崎市中原区の武蔵小杉駅そばにあるうなぎ屋「むさし野」さん。
30年前に塗られたという黒漆喰がいい味出してるお店です。 今回は店内客席の劣化してしまった たたきの土間を撤去してからの作業となりました。 そもそも 「三和土」とは 『土』と『石灰』を『にがり』を混ぜ合わせたモノを叩き固め土間仕上げとすることからそう言われているそうで・・・・。 施工後も徐々に強度が増して 石 のように固くなるそうです。
現代はコンクリートで仕上げたものを?土間″というようになってしまいましたが、本来?土間″とは文字通り 土 を使って仕上げたものだったということなんですね。
今回は深草砂利を使用した三和土となりました。 混入する水の量に十分配慮してミキサーで材料を混ぜ合わせ、木鏝や定木などを使用して均一にならします。
ならし終えたら、木鏝で一度軽く叩いてから写真のような道具を使用して最初は力を加減し、凹凸がないか確かめながら徐々に力を加え叩いていきます。
土目が詰まってきましたら、丸太に握り棒をつけた道具でさらにバシバシと叩きます。 これが結構重い! ダンダンと握力がなくなり腕がパンパンになってきます。 最初のうちは写真のように余裕の表情ですがそのうちに・・・・。 三和土 恐るべし!!!
その後は叩いた跡形をなくすよう丁寧に順序よく叩きます。 写真は三和土の経験が豊富な牧野さん。 通称『たたきのマッキー』でございます。 彼がいてよかったー。
?たそがれ左官″のいさお君も挑戦!! すっかり様になっって 何をやらしても上手いもんです。
作業終了後にマッキーと記念撮影。 仕上がりの様子は後日 『左官事例』 の方で紹介いたします。
人生初となる三和土。 非常に疲労困憊でございました。 以上! 『うなぎ』 つながりの? 今回のブログでした。 ではでは。
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