漆喰彫刻士 大久保雅さんを訪ねました。
みなさんこんにちは。 『1の書簡』の 八幡です。 なっ!なんと!2月21日の日曜日に 漆喰彫刻 で全国的に有名な 『入江長八』 の直系四代目に当たります、 ミヤビ工芸社長の 大久保 雅 さんにお会いしてきました。
そもそも大久保さんにお会いできたのは 弊社ブログ 『2の書簡』 でおなじみ?の斎藤さんが 弊社入社以前から漆喰彫刻に興味があり大久保さんのお弟子さんとして アトリエ・雅塾 で彫刻を学んでいたのがきっかけでありまして、今回は ずうずうしくも なんと八幡工業から斎藤さんをはじめ、僕を含めた計4名がこのアトリエ・雅塾を訪問。 大久保さんの漆喰彫刻の素晴らしさ、そしてなにより大久保さんの人としての魅力を存分に体感させていただきました。 感動と興奮が連続しっぱなしの1日でした。
ひとつひとつの作品について丁寧に説明してくださる大久保さん。
彫刻だけではありません、いろいろな左官の技法のノウハウを独自に作り上げた施工要領書を使って惜しみなく教えてくださいました。
これからの左官業界は大久保さんのような技術の共有化を図ってくださる方がもっともっとたくさん必要なんだと改めて思いました。
日本が世界に誇る素晴らしい左官技術の維持、そしてさらなる進化のために・・・
しかしながらビジネスなんかが絡んだりしてくると技術の独占化と言いますか、なかなかそうもいかないってのが現実で・・・ むなしいかぎりです。
どんなに丁寧に技術のノウハウやお手本、発想のアドバイスをいただいたとしても、その後の努力やセンスを磨かない限りそう簡単に自分のものにできるものではありません。 難しい技術、本物の技術ならなおさなのことですよね。これは左官に限らずいえることですけどね。 言ってみれば、誰しも簡単にはできないってことなんです。それをビジネスに生かそうなんて思ったらそうとうな努力と研究が必要となるでしょう。
しかしだからこそ高みを目指すこれからの左官屋には、大久保さんのような技術をもった方のご指導が必要なんだと思います。 言い換えるならば、『できるもんならやってみな的な感覚』でもかまいません、「僕らのような 若手左官 に未来を築くチャンスをください。」ということなのです。
話を戻しまして、ここで大久保さんの素晴らしい作品(ほんの一部です。)をご覧ください。
いかがでしょうか。写真で見ても繊細さが伝わってくると思います。実際に目にした僕は驚きの連続でした。 そしてなんと大変ありがたいことに、この日大久保さんが僕等3名を アトリエ・雅塾 の生徒として向かい入れてくださいました。
これで八幡工業所属の塾生が計4名になった訳です。八幡工業の未来を築くチャンスをいただきました。 大久保先生、今後ともよろしくお願いします。
先輩塾生である斎藤さんの作業写真。 龍の漆喰彫刻に挑戦していました。
上手です・・・・
弊社の稼ぎ頭 長塚君 も真剣な表情で作品を見ていました。
塾生同期として君には負けませんよ!!
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そして夕方からは大久保先生をお誘いして、5人で居酒屋でお酒を飲みながら左官についてのいろいろなお話をしました。 僕もお酒が入ってついつい熱弁ぎみに・・・大変失礼しました。
なにはともあれ内容の濃いものすごい1日でございました。 左官人生の師匠がまた一人増えた記念すべき日となりました。 それではではまた。
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