第3回 レームプッツ 施工プロセミナーの実施報告
2025年 1月25日(土)
LEHMPUTZE プロ向け カスタムセミナーが東京・葛飾の八幡工業で開催されました。
スイス粘土壁材・レームプッツ
LEHMPUTZE(レーム・プッツ)は、200万年前の地層が氷河により削られ生成された、
きめ細かい粘土を原材料とした天然氷河粘土の内装仕上げ塗壁材です。
参加されたみなさんと、八幡スタッフの記念写真。
おかげさまでお天気は晴れに恵まれました!!
しかしながら、非常に冷え込む冬の一日で
寒い倉庫での作業は正直つらかった面もありましたが、いい笑顔です。
今回は、原田左官さんが 各地の左官屋さんにお声がけいただき
東京の若手職人さんが多く参加してくださいました。
遠方では富山、神奈川、兵庫からの左官屋さんにもご参加いただきました。
最初に、レームプッツの輸入元である
イケダコーポレーションの藤田さんより
最新の世界の土壁情報をレクチャーしていただきました。
ここからは、
カスタムシリーズのレシピやノウハウをご紹介していく実演コーナー
みなさん、職人さんなので率先して材料の攪拌にも参加していただありがたいです。
土と、カラーピグメントとバインダー
練りタルに入れた材料をかくはん機でこねていきます。
水を加え、いい硬さに混ざった状態です。
八幡吉彦専務が講師を務めました。
材料の特性や塗り方のコツを実際に塗ってお見せします。
みなさんも試し塗りに挑戦です
さすが、腕に覚えのある親方たち!
すぐに自分のものにしていきます。
鏝で 平滑に均し、しばらく乾燥を待ってから
ここぞという状態で 今度はスプーンで彫刻するように土をえぐっていきます。
カレースプーン!
みなさんの作品
いったん架台から外して乾燥させました。
それぞれの考える原初的な土へのパッションが形になりました。
パネルを交換して
今度は 「地層」仕上げにとりかかります。
同じ 土の材料を
ピッチを変えて 何層かに分け
押え方や、荒らし方を調節することで
太古の昔からの土の歴史を地層を表現していきます。
今回 作った 八幡専務のレームプッツカスタム
◆地層(左) ◆えぐり(右)
笑いがあふれてわきあいいで、
ときに真剣に、疑問や質問を共有して
あたらしい技術を学べたとてもよい会になりました。
ご参加いただいたみなさま、いろいろご協力いただきありがとうございました。
おつかれさまでした。
最後に9種類の レームプッツ カラーサンプルを作ってお持ち帰りいただきました。
乾いても 結構ビビットな色が出る 土の塗り壁材料です。
ぜひ、今後のプレゼンにお使いください。
なお、材料のレームプッツは
村松建材さんでお取り扱いしています。
https://www.instagram.com/muramatsu_kenzai_fujieda/
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ここで ニュースです!!
今回の レームプッツを使用した
大きな壁面の事例をチラっと!!ご紹介します。
千葉県の個人邸の階段室にしつらえました 「地層」。
4色の配合を絶妙なバランスで塗り分け 作り上げました。
完成しましたら しっかりブログでお知らせしたいと思います。
次回のセミナーの前に
「レームプッツ」は 東京ビックサイトの展示会でご覧いただくことになります。
2025年3月4日(火)〜7日(金) で開催される
JAPAN SHOP をお楽しみに!!
八幡工業 営業 斎藤のレポートでした。