【Japan Build】淺沼組の展示に協力しました。
このたび、八幡工業では、土壁で作った巨大な展示パネルを制作しました。
【 ジャパンビルド 】 という日本最大級の建築の先端技術見本市が
12月5~7日 東京ビックサイトで開催されました。
https://www.japan-build.jp/hub/ja-jp.html
三日間の来場者は3万人とのことです。
株式会社 淺沼組さまのブース
洗い出しの土パネル
枠部分は 真鍮です。
こちらは、指でラインを出した仕上げです。
住宅やオフィスの施工を想定されて
モニターと組み合わせたデザインになっています。
2022年 施工に携わった GOOD CYCLE BUILDING プロジェクト
淺沼組 名古屋支店ビルは 「環境配慮型リニューアル」として
〇「GOOD DESIGN AWARD 2022」
〇「crQlr Awards (サーキュラー・アワード)2022」 アーバニズム賞
〇「Sky Design Awards」 建築部門 Silver 賞(第 2 位)
の各賞を受賞しました。
八幡工業もこのプロジェクトに関わることが出来て名誉なことです。
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ちょこっと、設営の様子をレポートします。
今回は、この合板の上に、土壁のパネルを貼るというプレゼンテーションです。
*このブログの最初の写真になるのです。
搬入は、輸送の途中でひび割れや欠けがないように
厳重に梱包して運びました。
極力薄型のパネルを目指し、ケイカル板の上に塗りました。
鏝で塗って、しばらくしてブラシで洗い出しました。
指仕上げは、文字通り指でラインを出しています。
淺沼組がリニューアル事業で
目指す空間デザインはこちらをご覧ください。
https://www.goodcycle.pro/building/
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おまけ : 八幡工業の 「土壁の作り方」
土の材料は、完全受注生産です。
土を運び、数日間乾かし、つぶし、不純物を選別し、ふるいにかけ、
それから骨材などを調合し、さらにテスト施工を行い、ようやく製品となるのです。
このように時間、空間、多くの人手がかかるのが土壁つくり。
でも、土でしか表現できない質感とぬくもりのある肌触りは
とても魅力的な建築デザインを生み出します。
おかげさまで、オリジナルの土を塗った大規模な建物、今年は二棟手がけました。
またの機会にお知らせしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
八幡工業 営業・斎藤より。