外壁漆喰と特殊左官で住宅を華かに!
葛飾区のw様邸
住宅新築工事で外壁のスイス漆喰塗り壁と
玄関ポーチの特殊左官工事を担当しました。
外壁は、通気ラス~下地軽量モルタル塗り
そして、仕上げはスイス漆喰・カルクファサード
お施主様、工務店様 どちらにもとても満足して頂きました。^_^
元請けは、同じ葛飾の ヨシウダ建築さん
社長、奥様 、スタッフのみなさん、とても優しくあたたかいお人柄の会社さんです。
ヨシウダ建築さんの売りは 体にやさしい住まい
「WB HOUSE」 というお家の作り方で、
WBとは「W:二重の通気層」「B:ブレス(呼吸)」
シックハウス対策として全国初の「建築基準法施行令20条の7」の
規定に適合した工法です。
通りに面した2面は漆喰仕上げ、隣家と接する2面は
サイディングの仕上げになります。
見切り材を取り付けて、違和感なく異素材がコラボしています。
*施工途中の様子
通常のモルタルの下地と並行して
特殊造形部分には専用のモルタルでレンガ調に彫刻
窓枠部分には、擬木仕上げを希望されていましたので
こちらも造形用モルタルで彫刻しています。
そして、エイジング塗装スタッフがひとつひとつ
丁寧にレンガの色を入れて仕上げます。
そして、最後に漆喰をかぶせて自然に風化したように
演出を加え完成。この塩梅がセンスのなせる業です。
どうです、漆喰とレンガ造形の絶妙なコンビネーション
そして擬木の手作りの窓枠と 既製品の木調ドア
こちらもブラウン系で調和していますね。
実は、この工事が始まる前
お客様はヨシウダ建築さんの設計担当者さんとともに
ナチュラワイズのショールームにいらして
塗り壁の雰囲気を確認していただきました。
漆喰と造形の組合せが気に入っていただけたそうで
後日、プランイメージを提出、採用していただいたのです。
玄関ポーチも、いくつかのデザイン案をご覧いただいたなかで
「赤と黒の市松模様のタイル調仕上げ」が採用になりました。
完成写真です!
仕上げ材は、フランス漆喰セニデコ社セニピエールです。
http://senidecofrance.co.jp/collection/senipierres/index.html
厚さ10mmなのに、重厚感のあるアクセントを作りだせます。
アイアン調の手すりが付き、格調高くなりました。
*施工途中の様子
最初に墨をだして、バッカ―材を貼り付けます。
黒のますを先に塗り仕上げます。
タイルに見えますが鏝塗り左官仕事です。
このように下準備は大変ですが、
デザインフリーなのが最大の特徴の材料。
黒が乾いたら、養生テープで目張りして
今度は赤色の材料を塗ります。
乾燥後にサンダーを当てて研ぎながら焼きムラを付けることで
独特な質感がうまれます。
完成です。
こっちからの角度もgood!!
ライトとアイアンの飾りも付いておしゃれです。
通りを行き交う人たちからも
注目のお家が特殊左官工事で華かにうまれました!
これからも、お客様には我々のできる左官の最高の技術を惜しみなくご提供し、
デザイン力をもっともっとあげ、
あらゆる建物等に対して「左官ならではの表現の面白さ」
ご提案していくことで、想像以上の物を作り上げ感動して頂く。
そんな 自分たち左官でなければできない『作品』を提供していきたいです。