スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム
大田区 K様邸 の
スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム 完成のご報告です。
まずは、汚れがなくなり、真っ白くきれいになった姿をご覧ください。
今回は、施主様からナチュラワイズへの直接のご依頼で
足場架け、屋根コロニアルの塗装塗り替え、
外壁の汚れ落としからはじまり、
ファイバーネット伏せ込みによる下地の補強工事をしたのち
スイス漆喰 「カルクファサード」で仕上げさせていただきました。
従来の カルクウォール と同様の 雪のような真っ白の壁。
jこの外壁専用のスイス漆喰 「カルクファサード」 は、
2015年より イケダコーポレーションを通じ 国内販売されている製品です。
本国スイスでは教会や公共施設をはじめ、住宅の新築やリノベーションなどの仕上げ用として
30年以上の実績がある 堅牢性に優れた材料です。
従来のカルクウォールとの違いは 粉体での供給になります。
このようにビニール25キログラム入った 白い粉
(漆喰 と スイスアルプスのピュアライム・石灰がミックスされた状態です)
これを バケツや樽に移し、清水をいれて攪拌します。
【 注意点! 】
ピュアライムが配合されていますので、およそ1時間で完全硬化してしまいます。
使い残しの無いように 分量をよく計算して下ごしらえしていただく必要があります。
日本語の施工要領書もあるので安心してください。
さらに、スイス ・ハガ社の 漆喰専用の撥水材
Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) をトップコートに塗布。
これで、さらに汚れに強い 外壁となります。
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およそ、木造・戸建て 2階建て およそ200㎡
既存は 樹脂塗料のリシン吹き付け仕上げかと思われます。
K 様邸の 北側は空き地で 林があるため
木の樹液や花粉、土埃などが屋根や外壁に付着しやすいという環境。
工事前 : 同時期に建てられたお隣の家々も、このように 青藻や苔などが繁殖してしました。
足場で上がると、雨どいには土が積もって、お花が咲いていました。
窓回りには雨だれ汚れやカビのようなものが目立っています。
しかし、心配するひび割れや 被膜のふくれ・剥がれなどは見受けられませんでした。
この汚れがきれいになって、白い壁が長期間持続するのはなにか・・・
と、お施主様が考え、調べ、最終的に スイスしっくいを選んでいただいたのです。
工事前の写真と比較していただくと、ちがいが 良くわかります。
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ここからは工事の流れです。
足場かけののち、まずは屋根の塗り替え。
屋根の塗装工事は 株式会社 D-Colorさん に担当していただきました。
塗装 一級技能士の丁寧できれいな仕事で評判の会社です。
屋根・外壁をいっきに高圧洗浄の水洗いで汚れを落としていきます。
屋根のコロニアル、いくつか亀裂部分を 補修しました。
雨漏れの心配はなさそうです。
屋根の仕上げは遮熱塗料を使用。
色は、奥様の希望でスペイン調のオレンジ色に塗り替え。
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こののち、左官で下地を調整し、カチオンシーラー塗布、
モルタルを塗り、ひび割れ防止のメッシュを伏せ込み、
スイス漆喰カルクファサードを鏝で塗り仕上げました。
・・・左官作業、今回は割愛します。
漆喰を数日間しっかり乾燥させたのち
最後に、漆喰壁には、撥水材Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) を
刷毛とローラーで塗布している様子。
工事期間は 乾燥養生を含め およそ20日間要しました。
雨樋の落ち葉つまり対策は ネットで検索して
「つまらない トイクリーン」 という製品を設置しました。
このように、樋のサイズに合わせカットして 接着します。
実際の工事では、このように足場をかけて上がってみなければ
わからないことも多々あります。
ほかには、植木の剪定や壁際の刈り込み、
窓枠や各所の塗装なども 左官工事以外に必要になります。
左官 + 塗装 + 大工工事など、
トータルにきめ細やかな対応ができるのが ナチュラワイズの強みです。
外壁でお悩みの際には 一度 ご相談ください。
ただし、真っ白く、目立つので
ご近所から 「きれいになりすぎ~~~!」
と、 クレームがきても ご容赦ください (笑)。
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施工例は、弊社ショールームにおこしいただけましたら
見学可能な 葛飾の物件をご案内いたします。
外壁を漆喰でリフォームしたいな! とお考えの際には
まずは、一度 ナチュラワイズにお問合せください。