土の建築ができること
日本-フランス 土の建築 交流企画 講演+パネルディスカッション
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こ れ か ら の 時 代 、土 の 建 築 が で き る こ と
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10月30日(金)に参加してきました。
会場は日本建築家協会JIA会館の中にある格式ある建築家クラブというスペース。
建築家、左官、メディア関係者他 さまざまな業種の方たちが
50数名参加して大いに盛り上がりました。
「クラテール(CRATerre)」 は、 フランス・国立グルノーブル建築大学内に1979年に設立された 世界中の土の建築を調査研究、技術者を養成し、 関係者相互の交流を推進している、土建築の研究所。 今回は、クラテールの中核を担うお二人を招き、 長年に渡って関わりをもつ建築家・丸山欣也さん、 日本の左官として現地で指導した経験をもつ松木憲司さんと共に、 これからの土の建築を展望します。・・・というご案内。
3名のパネラー
左からフランスの土の建築研究所「クラテール」の
ジャン=マリー ルティエックさんと、
土の装飾芸術家、シルヴィ・ウイーラーさん
三重県 四日市の左官・松木憲司さん
(丸山先生は中国からのフライトが欠航で
残念ながら帰国ならずでした。)
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環境・健康・デザイン・途上国の支援
そして、エコロジー・ロハス・地産地消といったさまざまな視点で
「土の建築」はこれからもっと重要になってくる。
土と聞くと日本では伝統工法とか古い建物を思い浮かべますが
講師の方たちが紹介してくれた建物の数々は
実にモダンデザインなものでした。
世界規模の土の建築のデータベースでもある
研究機関・クラテール ぜひ注目していきたいものです。
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クラテールの活動
土の装飾芸術家、シルヴィ・ウイーラー
松木さんが率いる 左官職人集団「蒼築舎」